2017-06-14

中国で使うなら最強!銀聯カード(ユニオンペイ)について

[最終更新日]2017/06/14


中国は広大な自然と長い歴史を持ち、47か所もの世界遺産を持っています。いずれは訪れてみたいと考えている人も多いのではないでしょうか。

海外旅行に行くならば欠かせないのがクレジットカードですが、中国で使うときには最強のカードが銀聯カード(ユニオンペイ)です。日本ではまだなじみのない銀聯カードの、基本情報やそのメリット、取得難易度についてチェックしていきましょう。

銀聯カード(ユニオンペイ)とは?

中国の銀行決済システム統合の象徴的カード

銀聯は日本の日銀に当たる、中国人民銀行が中心となって設立された金融機関の決済ネットワークシステムです。それまで独自の決済システムで運用を行っていた中国の銀行同士が、システムを統一することによりスムーズな決済を実現しました。

こうしたシステムが整ったのは2002年です。銀聯カードは歴史がもっとも浅いクレジットカードブランドとなりますが、すでに世界7大ブランドの仲間入りを果たし、現在では世界第3位のシェアを誇っています。

発行枚数42億枚突破という銀聯カードですが、中国国民が保有するほとんどはデビットカードです。与信を必要とするクレジットカード機能は、一部の富裕層のみの利用となっています。

中国では国外への外貨持ち出し制限の管理が厳しいため、銀聯カードは渡航時には富裕層必帯のアイテムとなっています。

銀聯カード(ユニオンペイ)の基本情報

2~3日の中国滞在であれば現金で十分ですが、長期滞在者であればクレジットカードの必要性を感じる場面が多々あるでしょう。日本国内で銀聯カードを取得できるのは、三井住友カードと三菱UFJニコスです。

このうち三井住友銀聯カードは単体でも発行できますが、三菱UFJニコスではMUFGカードとの抱き合わせになります。

三井住友銀聯カードの詳細は次の通りです。

・年会費:無料
・発行手数料: 2,000円(税抜)
・ポイントシステム:ワールドプレゼント/1,000円利用=1ポイント
・取得条件:高校生を除く18歳以上
・特典:中国国内の銀聯コールセンターでの日本語によるサポートサービス

銀聯カードのメリット

中国では圧倒的威力

VISAやMasterCardといった世界ブランドはもちろん利用可能ですが、何といっても中国で圧倒的なシェアを占めているのが、銀聯カードです。デビットカード、クレジットカードを併せると40億枚を超えており、まさに驚異的な数字となっています。

現在の加盟店は大都市圏のみならず、地方都市のすみずみまで広がっており約760万店で利用可能です。決済システムとしても世界最大規模を誇り、後発の国際ブランドながら急激な成長を遂げています。

背景にあるのは中国経済の急進と、13億を超える人口数でしょう。今後はアジア圏だけではなく、世界中で銀聯カードが抑えるシェアの拡大が予想されます。

利用地域拡大中

日本国内では知名度の低い銀聯カードですが、観光地を中心に利用可能な店が増加しています。

中国人観光客の爆買のニュースは、今日誰もが知るところです。一時のような爆発的な状況は落ちついてきたようですが、文化や体験などに高額のお金を支払う中国観光客が目立ってきています。

これまで有名観光地がメインとなっていましたが、より日本を知りたいと考える中国人が各地に散らばっていけば、銀聯カードの利用も地方に浸透していくことでしょう。また、銀聯カードのセキュリティはかなり強固で、6ケタの暗証番号とサインで認証されます。

すでに多くの国際ブランドが乱立状態の日本国内では、あえて銀聯カードを取得する必要性は感じられないかもしれません。しかし今後も利用地域が拡大することを考えると、アジア地域の旅行の必須カードとなる可能性があります。

銀聯カードの審査基準

三井住友銀聯カードの審査

MUFG銀聯カードの申込条件は、高校生を除く満18歳以上となっています。特に定期収入や年収に触れた規定はありません。

実際の審査は他の三井住友カードと同様で、銀行系クレジットカードらしい厳しさがあるようです。未成年の場合には親権者の同意が必要となり、親などの信用情報を確認されます。

年収について明記されていないものの、普通に会社勤めしていれ審査通過はそれほど難しくないでしょう。すでに三井住友のカードを保有していれば、審査のハードルは低いようです。

申し込みしてから審査結果までは即日から数日、カードを入手できるのは1週間から10日前後になります。中国旅行が決まったら、すぐに手続きを開始しておくのがおすすめです。

MUFG銀聯カードの審査

単体で申し込みができる三井住友銀聯カードとは違い、MUFG銀聯カードはMUFGカードの付属カードとして位置づけられます。つまりMUFGカードの審査が通らなければ、銀聯カードも取得できません。

MUFGカードの申し込みは、学生を除く18才以上で、本人または配偶者に安定した収入のあることが条件となっています。

銀行系クレジットカードなので流通系カードなどよりは審査が厳しめですが、定収入があり、過去に信用事故などがなければ問題なく取得できるでしょう。銀聯カードの発行には、発行手数料1,000円(税抜)がかかります。有効期限は5年で、更新時には同額の更新手数料負担が発生します。

おわりに

銀聯カードが誕生してわずか15年ほどですが、世界的シェアは日々拡大しつつあります。世界7大ブランドとして数えられることすら知らない日本人が多い中、着々と世界進出を果たし利用可能地域も広がる一方です。

中国旅行や出張、ビジネスにはもはや欠かせないクレジットカードとなりつつある銀聯カード。アジア圏に興味があるのならば、今のうちに是非チェックしてみてはいかがでしょうか。


[最終更新日]2017/06/14

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