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2016-07-02

フィッシング詐欺に注意!万一引っかかってしまったときの5つの対処法


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大切な個人情報を一瞬にして奪われてしまう、それがフィッシング詐欺です。偽のメールやサイトに誘われ、個人の基本情報やお金に関わる情報の抜き取り、SNSの乗っ取りといった害を被ります。うかつに引っかからないためには、まずフィッシング詐欺の実情を知ること。さらに万が一の場合にも、対処の知識があれば被害を最小に留められることができます。他人ごとではないフィッシング詐欺について、早速調べていきましょう。

フィッシング詐欺って何?

巧妙さが増すとともに被害額も拡大

フィッシング詐欺の“フィッシング”(phishing)は、魚釣り(fishing)と洗練(sophisticated)から合成されたことばです。巧妙な手口で、あたかも魚を釣るように人を引っかける様子から、このことばで呼ばれるようになったと思われます。

もっともオーソドックスなのは、銀行やカード会社を装った偽の送信者から、緊急メールが送り付けられる手口です。個人情報を返信させたり、偽サイトに誘導して、パスワードを入力させたりします。

文面や言い回しが巧みな上、Webサイトもまったく区別がつかないため、本物のサイトと思い込み、相手の言いなりに大切な情報を打ち込んでしまうケースが後を絶ちません。

かつてはパソコンが主な標的でしたが、偽サイトを警告するパソコン用セキュリティが向上し、スマートフォンが爆発的に普及するに連れて、フィッシング詐欺のターゲットも移行傾向にあります。大量に届くお知らせや広告メールにまぎれ、フィッシング詐欺メールは相手を選ばず誰の元へでも届くのです。

狙われるのはこんな情報

フィッシング詐欺の目的としては、次のような情報があります。

 氏名・住所・生年月日・電話番号・勤務先などの基本情報

 クレジットカード番号・銀行口座番号

 ネットバンキング・ショッピングサイトのアカウント情報(ID・パスワード)

 SNSのアカウント情報

 

これらが盗まれることにより、

 詐欺グループのリストに登録

 不正なクレジットカード利用

 銀行口座からの引き出し

 不正なショッピング

 SNS乗っ取りによる被害の拡大

が発生します。

 

特に深刻なものとして重要視されるのは金銭被害ですが、SNSのアカウントが乗っ取られて課金アイテムやポイントの不正使用をされたり、詐欺の手段として成りすましされるといった事件も起こっています。

手口と実例

誰でも引っかかる可能性がある?

良くある例は下記のように、クレジットカード会社や銀行を装ったメールが送り付けられるというものです。

フィッシング詐欺メールの例

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このような“それらしい”メールが届き、偽のwebサイトに誘導します。

メールの最後にはご丁寧にも、1週間以内に処理されなければクレジットカードが利用できなくなるなどの脅し文句まで付いているときもあり、焦って指示通りに動いてしまう人もいます。

携帯やスマートフォンでも同様のメールが届きます。さらに最近の手口で多いのは、当選のお知らせや、スマートフォンのセキュリティ警告画面などから、偽サイトへ誘導するというもの。いずれの方法でも、最終的には個人の機密情報を入力するフォームなどが出現します。

クレジットカード会社や銀行では、メールでパスワードを変更させるような画面への案内は絶対にないと告知しています。また、第一暗証、第二暗証や合言葉などをすべて一度に入力させるような画面もありません。そのような指示が出たら、すぐに画面を閉じ、絶対に従わないようしてください。

フィッシング詐欺でこんな被害が!

フィッシング詐欺で想定される被害には次のようなものがあります。

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少しでも怪しいと感じたら、すぐに作業を中止し、正規のサイトを確認するようにしてください。ブックマークなどを使い、普段利用している方法でサイトを開いてみると良いでしょう。企業のサイトが侵されていない限りは、URLの入力でも正常な画面が開くはずです。

フィッシング詐欺に引っかかってしまったら

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まずは落ち着くことが第一

フィッシング詐欺被害の多くは、銀行口座の残高やカードの支払請求が来た時点でようやく気づくといったケースがほとんどです。不審な点に気がついた時点で、すぐに対処しなければなりません。

 

万一の場合の対処法としては、次の5つが挙げられます。

1. 銀行・クレジットカード会社への連絡

2. 各サイトやデバイスのパスワードの変更

3. サイバー犯罪相談窓口に連絡

4. SNSアカウントの削除・再登録・友だちへの連絡

5. フィッシング対策協議会への情報提供

 

 

詐欺被害者の個人の銀行口座については、預金者保護法と全国銀行協会の取り決めにより補償されます。各カード会社でも、不正使用の補償がついているところも多くなってきました。

いずれにしても、口座の凍結やカードの利用停止など、速やかな対応が重要です。また、パスワードを同じものにしている場合には、他のサービスでも被害に遭う可能性があります。念のためサイトや利用デバイスのパスワードを、すべて変更しておくと安心です。

フィッシング詐欺被害者のために「フィッシング110番」が設置されています。

http://www.npa.go.jp/cyber/policy/phishing/phishing110.htm

各都道府県の警察にサイバー犯罪相談窓口が置かれているので、被害について相談してください。個人で動くよりも、迅速な対応が期待できます。

SNSアカウントが奪われた場合には、直ちにアカウントの停止を行ないます。また「友だち」に対しても、状況を説明し、不審なメッセージに注意するよう呼びかけてください。

ひと通りの対策を行ない落ち着いたら、フィッシング詐欺の手口をリアルタイム情報として掲載している「フィッシング対策協議会」へ情報提供をしておきましょう。(フィッシング対策協議会 Council of Anti-Phishing Japan | STOP!フィッシング詐欺 | 被害にあわないための5カ条

被害者を増やさないためには、銀行やカード会社など各関連機関に情報の共有が必要です。

とにかく迅速な対処を

フィッシング詐欺に気が付かなければ、自分の口座やカードから財産が奪われていきます。定期的に口座の残高確認をしたり、カード明細をチェックしたりするなどの日頃の習慣から救われる場合もあります。

銀行口座からのお金の移動については、振込依頼の度にメール送信してくれるサービスもあります。カードの利用についても、同様に通知サービスが提供されています。

それらを利用すれば異常が起こっている場合、すぐに気づくことができるでしょう。身に覚えのない請求やお金の移動には、常日頃から敏感でなければなりません。

まとめ

フィッシング詐欺のニュースは良く目にしますが、自分だけは大丈夫という妙な自信をもってはいないでしょうか。銀行や各カード会社のサイトなどにも、注意喚起情報が載せられています。良く目を通し、手口を知れば防犯意識も高まります。怪しいメールが届いたら、すぐに削除をしてください。また、フィッシング対策協議会に転送することにより、被害の拡大防止への貢献となります。


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