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2016-06-29

クレジットカード現金化は違法なの?絶対に手を出さないよう要注意!


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今すぐお金が欲しい!…そんな時にふと目に留まるのが「あなたのクレジットカードを現金化しませんか?」などの誘い文句。お金を借りるのではないので安心、なんて書いてありますが、いったいどんなしくみなのでしょうか。借金じゃないなら良いかなあと考えたあなたはご用心。クレジットカードの現金化にはコワイ落とし穴があるんです。クレジットカードの現金化のしくみと手を出してはいけない理由について説明していきます。

クレジットカードの現金化って何?

クレジットカードでなぜ現金が手に入るの?

クレジットカードでお金を手にする、というと普通は「キャッシング枠」の利用ですよね。でも、“クレジットカードの現金化”という場合には、「ショッピング枠」の利用を指します。

 

ショッピング枠を利用した現金化の方法は主に次の2つです。

 買取方式

キャッシュバック方式

 

買取方式は、カードの所有者に商品などを購入させ、それを業者が買い取って現金を渡すという方法です。例としては、自社の商品を50万円で購入させ、手数料10万円を引いた金額で買い取るなどです。

キャッシュバック方式は、「キャッシュバック付き」商品をクレジットカード決済し、業者が現金(キャッシュ)を渡します。こちらの具体例としては、8割のキャッシュバック付きDVDを50万円で購入。40万円をキャッシュバックするといったものです。

○良心的な業者の一般的な換金率

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いずれも、一見何の問題もないように思えますが、40万円の現金が即、手に入ったとしても、翌月にはクレジットカード会社から50万円の請求書が届きます。

キャッシュバックが付いている商品には、当然一銭の価値もなく、おそらくは何の役にも立ちません。良く考えると、40万円を50万円払って手に入れていることになりますよね。

クレジットカードの現金化をしている業者って?

他人のクレジットカードのショッピング枠を利用して、お金儲けをするという合法的な職業は存在しません。従って、クレジットカードの現金化を謳う業者は、「古物取引の営業許可」を取っているだけです。

購入させたものを引き取る、という名目上の古物取引業者ですが、実際には高額手数料や無価値な商品の高額販売によって、利益を得ているわけです。

「クレジットカードの現金化」という特殊なサービス業に見えてはいますが、弁護士会などでは“実質的な高利の貸金業ではないか”という見方を示しています。

また、国民生活センターには「クレジットカードの現金化」についての相談や苦情が多く寄せられるようになってきており、注意を呼びかけています。

クレジットカードの現金化は違法?

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判断が難しいクレジットカード利用

クレジットカードの現金化という意識が無くても、クレジットカードで購入したチケットが要らなくなったから売りに行く、というのは考えられることです。ネットで購入した洋服が気に入らなくて、そのままオークションに出すという人もいるかもしれませんね。

このように個人的なクレジットカード利用を制限する線引きは、とても見極めが難しいものです。ただし、クレジットカードの現金化の最終的な責任は、クレジットカードの所有者にあります。所有者の意志によって、現金化を目的とするかどうかが決定されます。

日本クレジットカード協会では、クレジットカードの現金化を明確に禁止しています。また、カード会社の利用規約にも、同様に明記されているはずです。

元々、クレジットカードにはキャッシング枠がついていますが、それが利用できずに規約違反を犯してまで現金化に走るということは、返済できない状態にあると考えられます。

 

クレジットカードの現金化を行なったことがカード会社にわかってしまうと、

 残金の一括請求

 カードの利用停止

 カードの強制退会

等、規約違反者として措置をとられる可能性があります。

 

業者が逮捕された例もアリ

クレジットカードの現金化の問題が公になった例としては、無価値のものを高額で買い取らせた業者が摘発されるという事件がありました。この場合でも、クレジットカードの所有者に対する責任が、まったく問われないという保障はどこにもありません。

クレジットカードを現金化する業者に対しては、「客の求めに応じた同意の上の商行為」と見なされる向きもあり、今のところグレーゾーンと考えられています。

しかし前述にもあったように、短期のうちに現金を渡し、高額負担を強いる行為が、いわゆる高利貸しに当たるのではないかという声が大きくなっています。

少なくとも、「クレジットカードの現金化」を行なう、合法的な企業などはないということを知っておくべきでしょう。

クレジットカードの現金化に潜む罠

最大換金率98%の落とし穴

「最大換金率98%!なんと5分で現金お渡し!!」は完全に釣り文句と考えて良いでしょう。普通ならば、絶対に引っかからないようなことばに、つい乗ってしまうのはそれだけ追い詰められているからかもしれませんね。

確かに換金率98%は不可能ではありませんが、それは500万円以上のショッピング枠を一度に使った場合のみです。それだけのカード利用ができる人ならば、わざわざ怪しい現金化に手を出したりしません。

実際には80%、悪徳業者に引っかかると、それを大幅に下回った換金率を提示されます。そこで断ろうとしても、とんでもないキャンセル料をふっかけられたり、闇リストに載せると脅されたりする場合もあります。

被害に遭った人の話では、「ホームページの換金率95%に惹かれて契約をしたところ、事務手数料や審査料という名目でひかれて実際には60%だった」という話が珍しくありません。

甘い話にはウラがあります。困っている人を狙い打ちしているという意図を、忘れてはなりません。

人生が終わってしまうコワイ話

悪徳業者の手に落ちてしまうと、その場の話だけでは済まなくなります。いかにも割の良い広告を出している業者の中には、バックに闇金業者が控えている場合もあるのです。

こうしたケースでは、クレジットカードの現金化は単なる入り口でしかありません。最初は、クレジットカードのショッピング枠で現金化をくり返させ、ついには上限まで追い込みます。

次に審査の甘いカード会社を紹介し、さらに新しいカードで現金化をくり返し行ない、最終的にはカード破産に行き着きます。そこで、闇金から年利1000%以上などという融資を受けさせるのです。

こうなってしまうと、自力で借金地獄から抜け出すのはまず無理です。人生の立て直しができなくなり、何もかも失ってしまう絶望的な状況となるでしょう。

現金を手にすることだけに気をとられると、果てしない転落の道をたどる結末もあり得ます。安易にクレジットカードの現金化に手を出してはいけません。

まとめ

いかがでしたでしょうか。すべてのクレジットカード現金化の業者が詐欺まがいであるとはいえませんが、少なくとも法スレスレの行為であるのに間違いはありません。クレジットカードは使い方を誤らなければ、生活をサポートする素晴らしいシステムです。くれぐれも、規約違反行為で後悔することのないよう、正しい判断力をもってくださいね。


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