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2016-08-02

ブラックリストって何?クレジットカードを作るなら知っておきたい基礎知識を徹底解説!

[最終更新日]2016/12/05


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「ブラックリスト」。まるで死神のノートのように、いかにも不穏な響きをもつことばですが、実際にそのようなものは存在するのでしょうか。いったい誰がもっているのか、気になりますよね。もしも実在しないのであれば、なぜそんなことばが出てきたのでしょう。クレジットカードを作るのなら是非知っておきたい、ブラックリストに関わる疑問について調べていきましょう。

ブラックリストの内容とは

ブラックリストなんてどこにもない?

「ブラックリストに載る」ということばがありますが、ブラックリストを管理している組織も個人も存在しません。

一般的にブラックリストといわれているのは、ローンやクレジットの個人信用に何らかの問題があった場合、信用情報機関に記録が残されることを指します。

延滞、債務整理、破産などの金融事故は、「異動」と呼ばれ、履歴として記載されます。これを総称して、わかりやすくブラックリストと呼んでいるのです。

ブラックリストの元になる信用情報機関って何?

信用情報機関には、個人の借入に関わるデータが記録されています。さまざまなローンや、クレジットカードの利用状況、携帯電話料金の支払いなどもその対象となります。 日本には現在3つの信用情報機関があります。

略称 名称 主な登録会員
CIC シーアイシー クレジットカード会社・信販会社
JBA 全国銀行個人信用情報センター 銀行・信用金庫・協同組合
JICC 日本信用情報機構 信販会社・消費者金融

個人に対して金融サービスを行なう企業はいずれか、あるいは複数に属しています。氏名や住所、勤務先といった一般的な個人情報については、各組織内のみでの共有となりますが、先にあげたような金融事故情報については機関をまたいで共有されます。

例えば銀行ローンで返済遅延があった場合、クレジットカードの新規申し込みの審査が通らないというのはこのため。まさに「ブラックリストに載って」いる状態といえます。

ちなみにクレジットカードの利用履歴である「クレジットヒストリー」と呼ばれるものは、この記録のことです。クレジットヒストリーをきれいに育てる、といえば金融事故がない状態を長期間保っているという意味になります。

ブラックリストに載せられてしまう条件とは

「借りたお金を返さない」では通らない

ブラックリストに載ってしまう第一の利用は、お金を返さないこと。 信用情報機関には過去24か月についての返済状況が、次のようなかたちで記録されています。

入金状況 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3
$ $ $ $ $ $ $ A $ $ $ $ A A $ $ $ $ $ $

「$」マークは返済している月、「A」は入金がなかった月です。Aマークが3つ並んだ状態、つまり3か月未入金となれば、返済が延滞していると見なされます。

すると「異動」と呼ばれる扱いとなり、ここでブラックリスト入りが確定するのです。 クレジットカードの引き落とし口座が空になっていて気づかなかった、ということは割と起こる事態です。カード会社から連絡があった時点ですぐに入金すれば、1度でブラックリスト入りするということはありません。

負債がふくれあがり、ついには自己破産や任意整理といった状況となった場合も、もちろん重大な金融事故として記録が残ります。

また、気をつけたいのがクレジットカードや消費者金融、銀行クレジットローンへの申し込みを短期間のうちに複数重ねて行なうこと。これも要注意人物として、ブラックリストに載せされる可能性があります。

ポイントサイトなどでは、クレジットカードの申込で高額ポイントが付与されたりしますよね。目先のポイントにつられてブラックリスト入りすることのないよう、気をつけましょう。

規約違反もブラックリストに?

クレジットカード会社の規約では、クレジットカードを現金化したり、支払いの終わっていない商品を転売したりする行為を禁じています。規約違反が見つかると、クレジットカードの強制解約の対象となります。

こういった違反行為についても、情報が共有され、他のカード会社への申込審査が通らなくなります。

また、一見クレジットカードとは関連性がないように思えますが、過去に携帯電話料金を滞納している場合、ブラックリストに記載されてしまっていることがあります。

さらに意外な盲点は、学生時代に借りた奨学金の返済です。滞納がある場合には、信用情報に記録が残ります。社会人になってクレジットカードの審査が通らないときには、奨学金の返済について確認した方が良いでしょう。

ブラックリストに載ったら一生消えないの?

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記録抹消まで10年以上かかる場合も!

信用情報の記録がもっとも長く残るのは、債務整理に関連した事項です。金融事故となる内容は次の3つです。

  •  任意整理:3年以上 
  •  民事再生:7年~10年以上 
  •  自己破産:10年以上

貸したお金が戻ってこないことを公的に認められてしまう、金融業者側としてはこのような事態を二度と招きたくはないはずです。リスクを最小限にするためにも、重大な金融事故の履歴がある個人を特定し、長くマーキングしています。

遅延情報は長くて5年

クレジットカードの利用状況については、「取引終了後から5年間」データの保管がされます。

この「取引終了」の意味は、完済またはクレジットカードの解約からの時間です。延滞していた分を払い終わったら即、ブラックリストから消してもらえるかというと、それほど甘いものではありません。

また、複数のクレジットカードを同時に申し込んだなどの記録については、半年程度でデータから記録が消されます。知らずに何度もカードローンやクレジットの申込をし続けていると、よけい審査には通りにくいということですね。

クレジットカードの審査が通らず、焦ってあちこちに申し込むのは自分のクビを締めるようなものです。ブラックリストはどこかに掛け合えば、消してもらえるというものではなりません。失った信用を取り戻すには、時間がかかるということですね。

まとめ

良く耳にする「ブラックリスト」ですが、実際には金融関連の企業がリスク回避のために照会するシステムです。一度ブラックリスト入りするとその後はなかなか厄介ですが、毎月きちんと利用分を返済できていれば、何も恐れることはありません。クレジットカードの利用については、個人の信用がかかっていることを、常に忘れないようにしたいものです。


[最終更新日]2016/12/05

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